薄毛あるある探検隊

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同じ職場の男性の髪がカツラであったことに気づいて

同じ職場の男性の髪がカツラであったことに気づいて

私は45歳で、ある法律事務所でパートの仕事をしています。同じ事務所で仕事をしている事務員の人と意気投合し、一緒に飲みに行ったことがあります。
その日は金曜日で風の強い日でした。私は少し遅れて行き、他の人たちは既に店に入って、待っていてくれました。ところが男性の事務員のTさんがまだ来ていません。何かあったのか尋ねたところ、お手洗いに行っているということでした。その後数分ほどでTさんが出て来て、飲み会が始まりましたが、何かTさんの頭の雰囲気が不自然なのです。
いつもTさんはオールバックというか、整髪料で髪をなでつけたスタイルなのですが、頭頂部がやけにふんわりした感じなのです。どうしたのだろうなと思いながら、それでも食べて飲んで喋って、2時間があっという間に過ぎて行きました。
その後私たちは別れましたが、Tさんはこの後用事があると言って歩き始めました。その時またかなり強い風が吹き、足元に目をやったところ、何か毛束のようなものが落ちています。何だろうと思って拾ってみると、それ僕のだからというTさんの声が聞こえました。私はなんだかよくわからず目を上げた所、Tさんの頭頂部がいつもにましてぺたんとしています。私ももう一人の事務員さんも、よくわからないままそれをTさんに戻し、その日はお開きになりました。
次の月曜日に出勤したところ、Tさんが手招きをしています。何だろうと思っていたら、Tさんは自ら自分の頭に手をかけ、髪の毛をどけて見せました。驚いたことに、Tさんの地肌はほとんど髪がなく、要はオールバックの頭も、飲み会の時の頭もカツラだったのです。私ももう一人の事務員さんも、どう反応するべきか迷いました。しかしTさんは、今までだましていて悪かったねと苦笑し、オールバックの方のカツラをつけてそのままデスクに向かいました。
その日は弁護士さんも事務所にいたので、女性の事務員さんと一緒に、外でお昼を食べることになっており、話題は当然Tさんのことになりました。ちょっとびっくりしたねと私が言うと、やはりTさんはTさんで悩んでいるのだから、受け入れてあげようよと彼女は言いました。しかしその後、Tさんはカツラなしで出勤するようになりました。私たちに正体をばらしてしまった以上、もう隠してもしようがないといった感じでした。弁護士さんも最初は驚いていたようですが、数か月もするうちにすっかり慣れ、今はTさんのカツラが吹き飛ばされたことも、思い出になろうとしています。